SHOP
REPORT
#2 Miu Miu初訪問 憧れのブランドで
自分のサイズにピッタリ合う
アイテムを選べることは
とても幸せだなと感じました。

Miu Miu銀座店
2021.05.01

WRITTEN BY POECILEモデル 大條瑞希

低身長女子のためのファッションコーディネート「POECILE(ポエチル)」発ショップレポート。第2回はPOECILEプロジェクトのはじまりとなった、Miu Miu初訪問レポートです。
憧れていても敷居が高く感じてしまいがちなハイブランド。
勇気を出して一歩を踏み出すことで、自分にピッタリのサイズまで見つけることができた、POECILEモデル 大條瑞希(おおえだ みずき)さんの喜びがありありと伝わってきます。

私が店舗を訪れて試着し、商品を購入した初めてのハイブランド、それはMiu Miuさんです。
実は、POECILEプロジェクトの最初の一歩は銀座店さんで踏み出したのでした。
Miu Miuさんは上品で可愛くてキラキラしていて、以前から憧れのブランドでしたが、「私には似合わないだろう」「私なんかがお店に入るのは失礼」と根拠もなく距離を置いていました。

初来店時に私が身につけていたものは、ネット通販で海外から輸入されたプチプラのアイテムばかり。
これでも銀座に着て行っても恥ずかしくないものを...と、必死に自宅のクローゼットの中から選んだつもりでしたが、周りからどう思われるか、自分はダサく見えないかばかり気になってしまいました。

銀座なんて滅多に来ません。ファッションに自信がない私は、街を歩いている人がみんなオシャレに見えて自己嫌悪してました。
そんな気持ちになりながら、いざ、Miu Miu銀座店さんへ。

当時は完全予約制だったので、事前に電話をして伺いました。その際に、どんなアイテムを見たいか簡単にお伝えしていました。
土曜日でしたが、快適に店内をまわることができました。それなのに最初は、店内がキラキラしていて、洗練されていて、「こんな格好で来て申し訳ない」などと考えながら、店内を集中して見ることができていませんでした。

さっそく、案内を担当してくださった方に、事前にお願いしていたリュックを見せていただくことに。その時期は店舗に並べていないアイテムだったようですが、私が来店する時間に合わせて、見やすいように店内のテーブルに並べて準備してくださっていました。その親切さに胸を打たれました。

ハイブランドのお店なんて初めてだったので、そもそも商品に手を触れていいものなのかと不安になっていましたが、店員さんが「どうぞ、試してみてください」と笑顔でリュックを差し出してくださったので、勇気を出して背負ってみました。

、、、やはり可愛い。ピンクとブラックの2色あり、鏡の前で繰り返し試して比べました。どちらも可愛くてどちらか決められずに焦っている私に、客観的にどう見えるか、どんな場面で使いやすいかなどを優しく伝えてくださりました。結果、今まで自信がなくて選べなかったピンクを選ぶことができ、このリュックは今でも大好きで愛用しています。

その後も店内で気になるアイテムについて丁寧に説明してくださったり、「もっとデザインが〇〇だったらトライできそう」という私のわがままな要望を聞いてくださり、店内に並んでいなかったアイテムも見せてくださりました。

試着している最中も、「今試着しているアイテムときっとお似合いですよ」と、新しくアイテムを提案してくださったりしました。とにかくファッションに苦手意識を持っていた私は、失礼ながら「ちょっとこれは私には派手かな」「こういうアイテムは着たことがないから抵抗があって」と試着する度に自分の気持ちを素直に伝えていたのですが、それに対して親身にアイテムを一緒に選んでくださりました。

担当してくださった店員さんにはとてもご面倒をおかけしたと思いますが、この日購入したアイテムは全て、今も大のお気に入りで、とても思い入れがあります。

中でも、Miu Miuさんを訪れて一番驚いたことが、私のサイズに合う靴を取り扱っていたことです!

私の足のサイズは21.5㎝で一般女性の中ではかなり小さい方で、今まではサイズが合う靴にはなかなか巡り合えませんでした。

店内に並んでいた靴がとても可愛くて、ダメ元で私に合うサイズを取り扱っているか伺ったところ、34サイズ(㎝表記だと21㎝)から取り扱っているということで、とても嬉しくなりました。
シューズによっては普段自分が履いているサイズより大きいこともありますが、Miu Miuさんであれば21㎝のシューズもあるので、気に入ったものがあれば購入することができます。店舗にない時は全国から取り寄せてくださることも可能だそうです。

今まではサイズがなくてキッズ用のシューズを購入することも多々ありましたが、やっと、自分の年齢に合ったシューズを選ぶことができ、やっと大人の仲間入りできた気分でした。

店員さんのご協力のおかげで、好みのデザインでサイズがピッタリ合うアイテムを揃えることができました。

これで今後どこへ行っても服装が理由で自己嫌悪に陥ることはないぞ!と強気になることができました。

今まではどうしても、「サイズが合わないけど気に入ったデザインを」「サイズが合うからこのアイテムで我慢」というふうにコーディネートしていたので、どうしてもパーフェクトな気持ちでお出かけできていませんでした。
ですが、自分に合うサイズで自分が気に入ったデザインのアイテムでコーディネートをすることで、ダイレクトに自信になると実感した日でした。

Miu Miuさんのサイズ展開の幅が広いことがとても衝撃的で、憧れのブランドで自分のサイズにピッタリ合うアイテムを選べることはとても幸せだなと感じました。

このように感じるのは、きっと私だけじゃない。私と同じ悩みを抱えている方にこの感動を伝えたい。皆さんにもサイズも好みもピッタリ合うブランドに出会って欲しい!という願いと共に、POECILEのモデルとして情報を発信していこうと決心しました。
そして、過去の自分を赤裸々に綴ることで、このレポートを読んでくださっている皆さんにも勇気を持って一歩踏み出していただきたいと思っております。

SHOP

Miu Miu銀座店
VIEW MORE

WRITTEN BY

MIZUKI OEDA
152cm
B83 W54 H84
Instagram Twitter

LIKE IT?